こんにちは、かるびです。
大学生活って、のほほんと過ごしていると意外と早く過ぎますよね。
でも迎えた修士1年の就活開始。
ガクチカを書く時になって、「あれ?頑張ったこと研究しかなくない?」ってなりませんか?
全然出てこないのよこれが
そこで今回は、大学院生が書きやすいガクチカのアイデアを4つ紹介させていただきます。
最後まで読んで、ぜひ納得のいくガクチカを作成してくださいね。
ガクチカの企業側の意図
これまで、人事面接や就職エージェントの方への相談を通して、ガクチカのどんな部分を見ているのかを聞いてきました。
ここでは、私がこれまでに聞いた話をまとめて紹介していきます。
「人間性」を知り、企業との相性を確かめるため
一番は就活生の「人間性」を知るためです。
これは職種や企業文化へのマッチ性を把握し、早期離職を防ぐ重要な指標として求めているそうです。
特に、以下のポイントを重視しているようでした。
- モチベーションの源泉
- 集団の中での役割
- プレッシャーに立ち向かえるか
面接時にはESとの一貫性も見られるため、深い自己分析が重要になりそうです。
「課題解決力」の再現性を確認するため
日常業務において、必ずぶち当たる壁を突破できる力があるかどうかを見ているようです。
雇う側からすれば、仕事ができる人間が欲しいのは必然。
目標達成を目指し、発揮した強みや人間性、その再現性まで含めた「課題解決力」が重視されるようです。
志望職種に求められる要素を満たせていると、なお良いのではないでしょうか。
成果はなくてもいい
「圧倒的な成果を出してきたすごい人」が評価され、受かりやすいとは思いませんか?
成果なんて出したことないよ!!
でも実際は、そうでもないようなんです。
ある目標に対しての「過程」、その「結果」、「次にどう活かす」か。
ここに人間性や考え方が色濃く現れるため、成果の大きさ自体は重視していないそうです。
研究以外のガクチカを用意するメリット
イレギュラーな形式のESにも対応できる
研究で頑張った点の記述は、ガクチカと別で求められることがあります。
私も選考を受ける中、大手製薬企業のエントリーシートで別途の記述が要求されました。
エントリーシートの提出期限は各社似たり寄ったりで、とにかく時間がありません。
研究もやらなきゃで、徹夜したな…
3つほど事前に用意してあれば、効率よく回答していくことができますよ。
自己PRや強みの再現性を補強できる
自己PRや強みにおいて、研究をテーマに記述した方もいるのではないでしょうか。
違う話題で同じ要素を伝えることで、再現性を高めることができます。
例えば、実験失敗の原因を突き止め、停滞を解消した分析力が、運動部での弱点克服に活かされていたら、再現性が高く感じませんか?
うまく伝えることができれば、強い武器になると考えられます。
研究以外のガクチカの例
ここでは研究以外に使えそうなガクチカのテーマについて、アイデアを羅列していきます。
自己分析の一助にしてくださいね。
アルバイト・長期インターンシップ
バイトや長期インターンは社会の体験学習の場であり、数多くの課題に直面しやすいです。
そのため、最も使いやすいテーマだと考えられます。
- キッチンバイトで床の汚さを鑑み、皆を説得し掃除当番を導入した人を巻き込む力
- 塾講師として、生徒に合わせた細やかな指導計画で合格へ導いた観察力
- インターンにおいて、売上学生1位を獲得した営業力
「ただ仕事しただけで、頑張ったことなんてない…。」と思う方もいるのではないでしょうか?
ですが、自分では当たり前の行動が他の人から見たらすごい事なのは往々にしてあります。
同僚に話を聞けば、意外と見つかるかもしれませんね。
大学院の講義や受験勉強
私自身、就活前は「学生の本分は勉強だから評価されにくい」と聞きがちなテーマでした。
実際はそうでもなく、内容次第で評価されるエピソードな様です。
- 受験勉強において、毎日のルーチンを欠かさなかった真面目さ
- グループワークの講義で、ミーティングの日程や進捗管理をした実行力
- サークルやアルバイトを並行しつつ国家試験合格を達成した計画性
点数や評価といった分かりやすい指標があるため、目標意識の高さもアピールできそうですね。
サークル・部活動
学生時代の部活に比べ、大学のサークルは自主性や桁違いの規模をしていませんか?
そのため、企業の様な巨大組織の中で発揮する力を説明しやすいエピソードです。
- 新歓後の継続した取り組みにより、例年より部員数を増やした組織力
- 指導者不在ながらも、独自の練習を考え大会優勝を目指した課題解決力
- 部内の意見対立をまとめ、大会入賞へと導いた統率力
また、スポーツをやっていた人は多く入れど、成果を残す人はなかなかいません。
他者との差別化が図りやすいエピソードでもないでしょうか。
資格取得や趣味
誰に強制されたわけでもなく、新しく学びだすって意外とおっくうではありませんか?
そのため、挑戦心や成長意欲の高さといったポイントがアピールできるかもしれません。
- プログラミングに興味を持ち、挫折率90%越えにも拘らずソフトを作り上げた継続力
- 趣味のイラスト投稿で、消費者ニーズを鑑みSNSフォロワーをたくさん集めた分析力
一見ただの趣味でも、深堀すればガクチカになりえるポテンシャルを秘めていますよ。
いつまでに用意すればいい?
2024年現在、B3M1の6月のインターンシップ応募を皮切りに、就活スタートを切る方が多いです。
希望のインターンシップに必ず参加し、優遇を勝ち取りたいのであれば、6月までに一度書き終わっていると安心でしょう。
そうでなければ、本選考までの完成で十分だと考えます。
まとめ
どれだけ準備しても、就職活動に不安はつきものですよね。
準備が早ければ早いほど、心の余裕に繋がります。
本記事が皆さんの就職活動の一助になれば幸いです。