こんにちは、かるびです。
大学院って、国際学会や論文投稿等、何かと英語を使うと聞いたことはありませんか?
英語に自信が無くて、進学をためらっている方もいるかもしれません。
正直、B4の時は自信なかった…。
そこで今回は、大学院生活で英語が必要な場面とそのレベル、入試に必要な点数を考察していきます。
大学院で求められる英語力は?
Reading >>> Listening ≧ Speaking > Writingの順で使う
私の印象では、おおよそこの順番で使用頻度が高いです。
入学すれば毎日英語論文に触れることになるため、Reading力の向上は必須になります。
残りは、研究室文化(留学生の有無やミーティング言語)や取る講義によって異なるでしょう。
【結論】入れれば、なんとかなる
結論から言えば、入学さえできればなんとかなるレベルな印象です。
格段に英語を使う機会は増えますが、翻訳ツールを適切に使えば乗り切れます。
TOEICが600点未満友人も、単位を取り切り、あとは修論を書けば大丈夫という状況です。
もしこの記事を読んでいるあなたが、「英語力無いから進学迷ってる…。」ならば
迷わず入って大丈夫でしょう!!(多分ね)
大学院で英語を使う機会
ここでは、私の主観で大学院で英語を使う機会を列挙していきます。
英語論文を読む時
圧倒的にこの機会が多いです。
大学院生になれば、卒研以上に自ら情報を得て、実験を考える自主性が求められます。
そのため、毎日1本は英語論文に触れる生活になるでしょう。
また、精読時には翻訳ツールで訳せない専門用語が登場しがちです。
文法の正確性よりも、自分の学術領域の用語を覚え、自分で和訳できる力が必要になるでしょう。
フル英語の講義
大学院の講義の半数は、英語で行われている印象です。
専門用語の和訳は一切説明されないことが多く、逐一調べながら講義を受けること必須です。
ですが、レポート自体は翻訳ツールを使えば容易に書ける設問が大半。
単位を取ることだけを考えれば、英語力はそこまで要求されないでしょう。
外国人との会話
大学院では学部以上に外国人留学生と関わる機会が増えます。
同じ研究室の留学生や、講義で同じ班になることも。
そのため、日常会話から学術討議まで、滞りなく会話できる能力が求められます。
意外と我々日本人が英訳するのを待ってくれるため、怖がる必要はないですよ。
学会などの発表
国際学会や論文抄読会、グループワーク等、英語でプレゼンをする機会が格段に増えます。
その際、アドリブで質問に答えられる英語力が必要になります。
研究室の方針によっては、年1度の学会参加が必須になるかもしれません。
研究室見学で確認しておくと良いでしょう。
TAや留学生のチューター
留学生の相談役(チューター)やTAと呼ばれる授業の補佐役に任命されるかもしれません。
私もこれまで数名のチューターを担当してきました。
ネイティブを相手に、役所手続きや履修、日本の生活のサポートまで相談に乗ったり。
私の知る限り、実践的な英語力や文書力が要求される1番の機会です。
TOEICの点数が卒業要件に含まれる
カリキュラムにより、卒業要件に一定以上のTOEICの点数獲得が含まれます。
例えば、筑波大学院ヒューマンバイオロジープログラムではTOEIC860点相当の獲得が求められるそうです。
志望先のカリキュラムは一度精読しておくと良いでしょう。
英語論文の投稿
研究結果はいつか、英語論文にまとめ雑誌に投稿することになります。
その際には、ネイティブから見ても正しい表現であることが重視されます。
特に博士課程では、英語論文投稿が卒業要件に課されていることもあり、避けては通れません。
大学院入試の英語レベルは?
そもそも、大学院に入学するためにはどのくらいの英語力が求められるのでしょうか。
ここでは、私の経験を元に考察していきます。
TOEICを使う場合
私見ですが、最低で700点程が求められると考えています。
ただ、志望先の倍率やカリキュラムによって大きく異なります。
研究室訪問などで先輩方に確認をしておくと良いでしょう。
独自試験の場合
文系の大学院等で設けられることが多く、学術用語が含まれた長文読解や英作文が問われるようです。
大学院ごと、レベルはまちまちです。
そのため、過去問請求や先輩情報からレベルを把握することが必須になるでしょう。
また、辞書の持ち込みは許可されることが多いようです。
語彙力以上に読解力の向上が優先されると考えられます。
効率的な英語の勉強法は?
アプリでTOEIC勉強が簡単
私の経験上、アプリでTOEIC対策をすることが最効率で英語力が高められます。
- 金を払った義務感で継続力up
- AI学習で苦手を楽に克服
- 文法、単語、読解がオールインワン
特に、SANTAアルクが私的おすすめアプリです。
好みのアプリで時短鍛えていきましょう!
留学生と毎日会話
英会話力の向上には、留学生と話すことが最適でしょう。
実践でしか習えない、「え〜っと」や「なるほどね〜」のような表現が分かれば、誰とでも仲良く話せるはずです。
その際、留学生ならば日本語と交換学習や共通の話題探しを通じ、アウトプットがしやすいでしょう。
- 英会話サークル・ワークショップ
- 研究室
- Bar
上記の場で、会話の機会が得られると考えます。
「Hellow Talk」でライティング力up
ライティング力の向上には、Hellow Talkと言う基本無料アプリがおすすめです。
これは、語学学習中の世界中の人間が、互いの文章を添削し合うTwitterのようなアプリです。
- 投稿・添削・DM・ライブ配信の全てが無料
- 5000万ユーザー,150以上の言語
- 投稿後3分あれば添削される手軽さ
毎日日記のように書いてゆけば、自然とライティング力が身についているでしょう。
正直、DeepL使えば勉強しなくても…
ぶっちゃけ、DeepLのような翻訳ツールを使えば卒業自体はできます。
プレゼンや講義も事前に準備すればよし。
会話中も「ちょっと翻訳させて!」と言いながらやれば中学英語でもなんとかなります。
それでも、効率よく論文を読んだり議論したりするために、語学学習しておくべきでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
大学院で求められる英語力は多岐に渡ります。
折角の院生活、語学力も上げて楽しい研究生活にしましょう!