こんにちは、かるびです。
研究をするうえで、論文精読は避けて通れないですよね。
正直、「英語が苦手で読むのに時間がかかって面倒…。」と考える方、多いのではないでしょうか?
実験もあるし、時間かけたくない
そこで本記事では、論文精読の時短を実現する、おすすめツール4選を紹介していきます!
最推しは「Chrome 拡張機能版 DeepL」
論文精読時短に最適なのは「Chrome拡張版」の「DeepL」です。
- DeepL準拠の自然な翻訳
- ブラウザ上の文をそのまま翻訳
- 何より見やすい!
特に論文をPDFではなく、ブラウザ上の文章でそのまま読んでいる方におすすめです!
後ほど詳しく解説していきます。
翻訳ツール選択のポイント
翻訳精度は高いのか
翻訳精度の高さって一番大切ではないですか?
自分の翻訳に自信が無いから使うのに、それが間違っていたら本末転倒です。
特に、論文にはその学術領域独自の単語が登場しますよね。
もしもツールが語彙として持っていなければ、カタカナなどで誤翻訳されがちです。
その度にいちいち調べ直して考えるのって面倒くさい!
最初から精度よく翻訳してくれれば最高です。
PDFから翻訳できるのか
英語論文全文を取っておくために、PDF化している人も多いのではないでしょうか?
1900年代の論文ってPDFしか存在していないものも多いです。
実は、PDFをそのまま翻訳できるツールも存在しています。
余計な手間を省きたい人には最高の機能です。
AI搭載か否か
結局翻訳できても、理解しきるのって大変ではありませんか?
ツールの中には、論文の内容を要約したり、論文内で検索する機能がついているものもあります。
論文内に散らばった情報をまとめて効率化するのに有用です。
【無料】論文翻訳におすすめツール4選
PDF翻訳 | 翻訳精度 | AI機能 | 1回翻訳語数 | |
---|---|---|---|---|
DeepL 拡張機能版 | – | ◎ | – | 1500語 |
Shaper | 〇 | ◎ | – | 1500語 |
Chat-PDF | ◎ | △ | ◎ | – |
Chat GPT-3.5 | – | 〇 | ◎ | トークン次第 |
Chrome 拡張機能版 DeepL 翻訳
- ブラウザ上で機能
- DeepL準拠の翻訳精度
- 改行やスペース調整いらず
翻訳の自然さから話題のDeepL。
活用している方も多いのではないでしょうか?
そんなDeepLにはChrome 拡張機能版があることを知っていますか?
こちらを使えば、ブラウザで閲覧中の文章をそのまま翻訳出来ちゃうんです。
アプリだといちいちcontrol+Cを2連打して、翻訳が終わったら落としてと、余計な手順を踏む必要がありました。
最も手間がかからず、かつ高精度に翻訳できるためおすすめです!
Shaper
- DeepL準拠の翻訳精度
- PDFの文章を校正
- コピー&ペーストが手間
「DeepLでPDFを翻訳したい」と思っても、お金がかかってしまいますよね。
でも無料で翻訳しようとすると、今度は改行やスペースの調整が面倒になりませんか?
実は「Shaper」を使えば、簡単にPDFから翻訳することが出来ちゃうんです。
使い方は簡単。
翻訳したい文章をコピペして貼り付けし、DeepLで翻訳ボタンを押すだけ。
普段PDFで論文を閲覧している人におすすめです。
Chat-PDF
- PDFの内容をチャットボット化
- 翻訳精度はまずまず
- ファクトチェックが必須
Chat-PDFは他の翻訳ツールと異なり、PDFの内容をチャットボット化することができます。
「○○の文章の意味は?」と聞けば翻訳してくれることは当たり前。
なんと、「この内容は何ページにあるの?」といった質問まで対応してくれます。
1人で悩まなくていいんだ!
ただし、翻訳自体は日本語として不安定な部分があると感じます。
また、翻訳できない文章があるため、主目的を翻訳として使うのは向かないかもしれません。
論文精読時の索引用に使うのがおすすめです。
Chat GPT-3.5
- 翻訳は直訳調
- ファクトチェックが必須
- 自由にチャットボット化
最後はみなさんご存じ、Chat GPT-3.5です。
Chat-PDFの大本になった自然言語AIですね。
こちらの翻訳精度はGoogle翻訳に近いと感じました。
翻訳とは別に、自分の指示次第で要約や文章の抜き出しなど、自由にチャットボット化することができます。
例えば、論文のタイトルを送り「○○系の論文だけ抽出して」という使い方もできます。
自由にカスタマイズできる、可能性の塊だと考えます。
自分で英語勉強した方が早い!!!
結局、論文精読は自分で翻訳ができた方が圧倒的に速いです。
でも自主勉強って面倒で、なかなか継続できないですよね。
例えばTOEICのように、定量的な目標ををもって取り組めば続けられるかもしれません。
ぜひ自力で英語力を獲得し、効率的な研究ライフを送ってください!
まとめ
いかがでしたか?
どの翻訳ツールにも一長一短があり、唯一解は存在しません。
ご自分のニーズに合わせて、選んでみてくださいね。
では!