こんにちは、かるびです。
本選考が本格化してくると、説明会にES作成など、多忙な日が続きますよね。
並行して研究活動を進めるために、効率を求めたい方も多いはずです。

時間なさすぎてきつい!
そこで、本記事では特に営業職志望の方向けに先輩社員にどんな質問をすれば良いかを解説していきます!
この記事を読めば、効率的に職種理解をするためのフォーマットが理解できますよ。
- 説明会・OB訪問での質問のコツ
- 【15選】営業職志望が聞くべきオススメの質問集
- 主に扱う商品・サービスの種類を教えてください。
- 1日の営業活動の流れを教えてください。
- 顧客との商談はどのように進めるのですか?
- 営業職に求められるスキルや資質は何ですか?
- 入社後、最初に担当するエリアや顧客層はどのように決まりますか?
- 営業職の成果はどのように評価されますか?
- ノルマやKPIの設定基準について教えてください。
- 営業職のキャリアパスにはどのような選択肢がありますか?
- 商品知識や営業スキルを学ぶ研修制度はありますか?
- 成功する営業と失敗する営業の違いは何ですか?
- 大学院での経験はどう生きていますか?
- 営業活動のデジタル化(CRMツール活用など)は進んでいますか?
- 異業種からの転職者の活躍事例はありますか?
- 海外営業のチャンスはありますか?
- 直行直帰はどのくらいできますか?
- まとめ
説明会・OB訪問での質問のコツ

質問を効果的にするために、まずは先輩社員への質問のポイントを押さえておきましょう。
目的を明確にする
最も大切なのは、質問の目的を明確にすることです。
意図がはっきりした質問ほど、自分の知りたい情報と回答がズレにくくなり、相手も答えやすくなります。
例えば、漠然と「この仕事ってきついですか?」と聞くと、労働時間・メンタル負担・業務内容など、どの観点で答えればよいのか相手に負担をかけてしまいます。
自分が「労働時間の長さ」を気にしていた場合、相手が「業務の難しさ」の観点で答えてしまうと、求めていた情報とズレが生じます。
そこで、「私は労働時間の長さよりも人間関係のストレスを気にするのですが、この仕事でそういった大変さを感じることはありますか?」 のように、あらかじめ自分の関心ポイントを伝えると、的確な回答を得やすくなります。
同じ質問を他の企業でも聞く
企業ごとに違う質問をしていませんか?
同じ質問を複数の企業で聞くことで、比較がしやすくなります。
特に、自分が重視するポイントを事前に表にまとめ、聞き漏らしがないように質問を考えるのが効果的です。
これにより、他社と比較してどこに魅力を感じるのかが明確になり、志望動機の作成もスムーズになります。
人事と先輩社員に聞く質問を使い分ける
説明会やOB訪問では、人事と先輩社員の両方に質問する機会があります。相手によって適切な質問を選びましょう。
- 人事 → 会社全体の方向性・雰囲気・制度に詳しい
- 先輩社員 → 現場の仕事や実際の働き方を詳しく知っている
たとえば、「この会社ではどのようなキャリアパスがありますか?」 は人事向けの質問ですが、「○○職では、入社後どのようなスキルが求められますか?」 は先輩社員の方が詳しく答えられます。
このように、質問を使い分けることで、より有益な情報を得ることができるでしょう。
【15選】営業職志望が聞くべきオススメの質問集

ここからは、企業理解を深めるための質問を紹介してきます!
主に扱う商品・サービスの種類を教えてください。
自分がどんな商材を紹介したいのか、企業選択において重要なポイントですね。
無形なのか、有形なのか他社と比べてどんな魅力があるのか。
無形商材や精密機械の場合、競合と機能がかぶっていてwebを見ただけでは魅力がわかりにくいことがあります。
チェックしておくことで、ライバルと一歩差をつけられるでしょう。
ただし、Webで見ればわかることを聞いてしまうのは御法度ですよ。
1日の営業活動の流れを教えてください。
営業職は「毎日外回って頭下げてまわるばかり」と考えていませんか?
実際は顧客とコミュニケーションを取ることだけが仕事ではありません。
見積もり作成から社内雑務と多岐に渡り、商材によって営業の仕掛け方もさまざまです。
自分が行きたい会社では一日どんな仕事をして過ごしているのか、必ず確認しておきましょう。
顧客との商談はどのように進めるのですか?
先述の営業活動の流れをさらに細分化してみましょう。
コンサルティング営業であったり、飛び込み営業であったりと、一口に営業といっても手法は多岐に渡ります。
将来自分がやるであろう業務の理解は、ミスマッチを防ぐため必要になってきます。
営業職に求められるスキルや資質は何ですか?
毎日ノルマに追われ、メンタルも体力も求められる営業職。
自分に本当に適性がありそうかどうか、理解できていますか?
根拠のある理由を持って面接に挑めるように、聞いておきましょう。
入社後、最初に担当するエリアや顧客層はどのように決まりますか?
扱っている商材が多い企業ほど、自分がやりたい商材を選べるのかは不安になってきますよね
また、最初から地方に飛ばされるのか、転勤はあるが都内からなのかでもずいぶん違ってきます。
自分のやりたいエリア、顧客層で仕事ができると最高ですね。
営業職の成果はどのように評価されますか?
営業といえば売り上げの大きさで評価されることは周知の事実ですよね。
しかし、その評価方法は単に数字だけ見るワケではなかったりします。
例えば、コロナ禍であれば新しいツールを使って新規開拓をどのくらいできたかというような、プロセス面を評価することも。
企業によって方法は異なるので(大体がプロセスも評価すると言うとは思いますが)聞いておきましょう。
ノルマやKPIの設定基準について教えてください。
このキツさによって毎日のメンタルが大きく違ってきますよね。
個人ノルマがあるのか、チームノルマがあるのか、自分で決められるのか、会社が決めるのか。
中には、ノルマはないけど目標はあると言って、実質ノルマを設定している企業もあります。
より成長できる環境を求めるのか、そうでないのかでも随分違います。
営業職のキャリアパスにはどのような選択肢がありますか?
営業職出身のキャリアは非常に多岐に渡ります。
私が知る中でも、人事から事業開発、独立して企業を始める人も多い印象です。
営業職一筋でやっていこうと考えていない場合には特に聞いておきたいですね。
商品知識や営業スキルを学ぶ研修制度はありますか?
企業によって製品知識を仕入れる研修制度はずいぶん違います。
例えば、製品について調べようとしても
- 全ての製品がいつでも手に取れる
- 研修センターに行かないとわからない
と言うような企業が存在します。
人事の方に是非聞いておきたい質問です。
成功する営業と失敗する営業の違いは何ですか?
営業職として求められる資質につながる質問です。
悪い例も聞いておくことで、より理解を深めることができます。
もし自分がやってしまいがちなことだったら、営業職を避ける理由にもなりますね。
大学院での経験はどう生きていますか?
大学院卒で営業就活をすると、学部でも就職できるのに院までいった意味あったのかなぁと思ってしまいませんか?
もし大学院卒で営業をしている方がいたらぜひ聞いてみましょう。
きっとあなたのモヤモヤを解消してくれますよ。
営業活動のデジタル化(CRMツール活用など)は進んでいますか?
昨今ではコロナ禍の影響もあり、デジタルツールを活用したオンライン面談が主流になって来ているそうです。
対面の方がコミュニケーションが取りやすい反面、遠方の出張も多くなりがちで体力的に辛いことも。
どのくらいの比率で新卒営業マンは取り組めるのか、ワークライフバランスのために聞いておきましょう。
異業種からの転職者の活躍事例はありますか?
もしあなたが新卒で選ぶ職種からゆくゆくはキャリアチェンジしたいと考えているなら、聞いておいてもいいかもしれません。
異業種からきた活躍する先輩にも、共通している部分があればそれが活躍する営業マンの素質だというヒントも得られますしね。
海外営業のチャンスはありますか?
日本を飛び出し海外とやり取りをしたい方は必ず聞くべきです。
追加で、海外営業の仕事内容についても確認しておきましょう。
企業によっては、海外の代理店が送ってくるExcelをまとめるだけでも海外営業とカテゴライズしています。
自分が理想とする仕事ができるかどうか、チェック必須です。
直行直帰はどのくらいできますか?
営業の醍醐味の一つといえば、外回りから帰社せず直接帰宅できることですよね。
自己判断で直行直帰ができるのか、それとも上司の採決が必要なのかでずいぶん変わってきます、
ワークライフバランスを重視する方は特に聞いておくべきです。
まとめ
いかがでしたか?
もう間も無く始まる本選考に向けて、しっかりと対策を進めていきましょう!
本記事が皆様のお役に立てていれば幸いです。